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外為サマリー:1ドル138円90銭台で推移、3連休前で模様眺め

 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=138円97銭前後と前日の午後5時時点に比べて10銭強のドル安・円高となっている。

 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が14日に「7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)は0.75%の利上げを支持する」との考えを示したことで、市場で台頭していた1%の利上げ観測が後退するなか、この日の東京市場でのドル円相場は上げ一服商状となった。時間外取引での米長期金利の低下が重荷となったほか、前日に139円40銭近辺まで上伸した反動もあり、午前10時20分ごろには138円77銭まで下押す場面があった。その後は一時下げに転じた日経平均株価が切り返したことを手掛かりにドル円相場も下げ渋る動きとなったが、今晩に米6月小売売上高など経済指標の発表が相次いで予定されていることや日本の3連休前とあって模様眺めムードが広がりやすく戻りは限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0021ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=139円27銭前後と同30銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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