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<動意株・11日>(前引け)=アウン、マニー、スキヤキ

 アウンコンサルティング<2459>=急動意。きょうは主力銘柄が大きく買い戻され日経平均が大幅高を演じているが、一方で株価低位の材料株の一角にも、個人投資家を中心とした短期資金の流入が活発化している。同社はその象徴として物色人気を集めている。検索連動型広告やSEOコンサルティングなどを展開するが、前週末8日取引終了後に非開示だった22年5月期業績予想を発表、最終損益が400万円の黒字と小幅ながら赤字から脱却を果たしたもよう。また23年5月期見通しについては、市場では越境EC事業の拡大などが寄与して更に収益が改善するとの見方もあり、株高を後押ししている。

 マニー<7730>=大幅高で上値指向強める。前週末8日の取引終了後、22年8月期の連結業績予想について、売上高を188億100万円から201億5000万円(前期比17.2%増)へ、営業利益を58億9200万円から61億5000万円(同15.0%増)へ、純利益を39億8500万円から48億5000万円(同13.0%増)へ上方修正したことが好感されている。中国におけるロックダウンの影響があったものの、欧州、アジア地域などの需要が回復に向かっていることが要因。また、直近の為替動向及び為替差益の増加を勘案したことも寄与する。 同時に発表した第3四半期累計(21年9月~22年5月)決算は、売上高148億3000万円(前年同期比14.6%増)、営業利益45億4300万円(同6.4%増)、純利益37億9000万円(同8.9%増)だった。

 SKIYAKI<3995>=ストップ高。同社は8日、リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ(東京都港区)及びホリプロ(東京都目黒区)と共同で、国内初となるAR(拡張現実)/VR(仮想現実)を利用した3Dビデオによるリアルタイム配信の実証実験を実施すると発表しており、これが材料視されているようだ。ホリプロ所属のアーティスト・声優の山崎エリイのオフィシャルファンクラブで12日に、メタバースやXR(現実世界と仮想世界を融合し、新たな体験をつくりだす技術の総称)の最新技術として注目される3Dビデオの技術を用いて、ファンクラブ限定のトークショーを実施する予定。視聴者はAR機能やVR機能を利用して、本人がその場にあらわれるような臨場感ある体験をすることが可能だという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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