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30日の株式相場見通し=一進一退か、米景気後退懸念も円安追い風

 30日の東京株式市場は、強弱観対立のなか日経平均は2万6000円台後半で一進一退の展開となりそうだ。前日の欧州株市場は独DAXが1.7%安に売られたのをはじめほぼ全面安商状となったが、米国株市場では主要株価指数が頑強な値動きを示し、NYダウは3日ぶりに反発した。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数はわずかながらマイナス圏で引けたものの、下値では押し目買いの動きが活発だった。FRBによる金融引き締め強化の思惑を背景に米景気後退に対する警戒感は根強いが、足もとでは6月期末を目前に機関投資家のリバランスの買いが入り全体相場を支えた。東京市場では、前日に日経平均が5日ぶりに反落したものの下値抵抗力を発揮し下げ幅は限定的だった。きょうも積極的に上値を買う動きは見込めない一方、押し目買いで底堅さを発揮しそうだ。日米金利差拡大を背景に外国為替市場ではドルが買われ、一時1ドル=137円台をつけるなど円安が進行していることは、輸出セクターにポジティブ材料として作用することが予想される。

 29日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比82ドル32セント高の3万1029ドル31セントと3日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同3.647ポイント安の1万1177.893だった。

 日程面では、きょうは5月の鉱工業生産、5月の自動車輸出実績、5月の建機出荷、5月の住宅着工統計など。海外では6月の中国製造業PMI・非製造業PMI、5月のユーロ圏失業率、5月の米個人所得・個人消費支出、6月の米シカゴ購買部協会景気指数など。

出所:MINKABU PRESS

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