東エレクが続落、信用買い残が3年半ぶりの高水準で戻り足鈍い
東京エレクトロン<8035>が続落、下げ幅は一時1800円を超えた。前日の米国株市場では高止まりする米長期金利を横目にハイテク系グロース株に売りがかさみ、特にエヌビディア<NVDA>が5%超に売り込まれたのをはじめ、半導体関連株への売りが目立った。東京市場でも半導体主力銘柄へのショートカバーが一巡したところで、これに続く実需の買いが入らず、再び下値を試す展開となっている。東エレクは直近24日申し込み現在で、信用買い残が140万株近くまで膨らんでおり、これは2019年1月中旬以来の高い水準にあり、戻り売りを急ぐ動きが上値を押さえている。
出所:MINKABU PRESS
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