外為サマリー:1ドル136円00銭台で推移、日経平均の上昇が下支え
23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=136円08銭前後と前日の午後5時時点に比べて10銭強のドル安・円高となっている。
22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円26銭前後と前日に比べて30銭程度のドル安・円高で取引を終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で、経済のソフトランディング(軟着陸)は難しいとの見方を示したことを受け、米長期金利が低下したことが影響。一時135円68銭まで軟化した。
この流れを引き継いだ東京市場は、足もとでドル高・円安が進んでいた反動もあって軟調にスタート。午前8時30分過ぎには135円87銭をつける場面があった。ただ、日米金融政策の方向性の違いからドルを売り込む動きは目立たず、その後は下げ渋る展開となっている。日経平均株価が上昇していることでリスク選好的なドル買い・円売りが入りやすく、午前9時50分ごろには136円19銭まで値を戻した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0574ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0070ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=143円88銭前後と同80銭弱のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円26銭前後と前日に比べて30銭程度のドル安・円高で取引を終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で、経済のソフトランディング(軟着陸)は難しいとの見方を示したことを受け、米長期金利が低下したことが影響。一時135円68銭まで軟化した。
この流れを引き継いだ東京市場は、足もとでドル高・円安が進んでいた反動もあって軟調にスタート。午前8時30分過ぎには135円87銭をつける場面があった。ただ、日米金融政策の方向性の違いからドルを売り込む動きは目立たず、その後は下げ渋る展開となっている。日経平均株価が上昇していることでリスク選好的なドル買い・円売りが入りやすく、午前9時50分ごろには136円19銭まで値を戻した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0574ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0070ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=143円88銭前後と同80銭弱のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS