ソフトバンクGは満を持して反発、ナスダック市場横目に買い戻しも上値に重さ
ソフトバンクグループ<9984>が7日ぶりに反発。前週末の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が150ポイントあまりの上昇で反発しており、米ハイテク株へ積極投資する同社株には目先空売り筋の買い戻しが入り、個人投資家による押し目買いの動きも観測されている。ただ、5000円大台近辺では戻り売り圧力も強い。直近データで信用買い残は減少し、売り残が増加していることで信用倍率は2.8倍台と株式需給は改善傾向にあるが、世界的な金利上昇懸念を背景にグロース株(成長株)への投資に逆風が強まるなか、同社の今期業績に対する警戒感も拭えないようだ。
出所:MINKABU PRESS
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