食品株はディフェンシブの強み発揮、サマーストックの側面でも注目
食品株は全体下げ相場のなかディフェンシブの強みを発揮。東証33業種中で「食料品」は数少ない値上がりセクターとなっている。ここ株式市場では、世界的なインフレへの懸念が再び強まり、各国中央銀行による金融引き締め加速を警戒した売りが続いている。こうしたなか、リスク回避を目的にディフェンシブ銘柄に資金シフトする動きも出ており、きょうは明治ホールディングス<2269>や江崎グリコ<2206>、森永乳業<2264>をはじめ、サッポロホールディングス<2501>、キリンホールディングス<2503>など食品セクターに属する銘柄群が強い動きをみせている。今年の夏はラニーニャ現象の影響で猛暑となる見通しが高まっており、これら銘柄群はサマーストックとしての側面からも注目できる。
出所:MINKABU PRESS
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