Jフロントは朝高後値を消す、国内大手証券は「1」を継続
J.フロント リテイリング<3086>は朝高後、値を消す展開。SMBC日興証券は14日、同社株の投資評価「1」と目標株価1400円を継続した。昨年12月の22年2月期第3四半期の決算発表以降、同社株はTOPIXを2割近くアウトパフォームしているが、三越伊勢丹ホールディングス<3099>や高島屋<8233>に比べれば上昇率は劣る。月次売上高の回復トレンドは三越伊勢丹が強いが、Jフロントと高島屋は同程度。株価のパフォーマンスの差は業績予想のビジビリティ(視認性)の低さが背景にあるのではないか、と同証券は指摘。今月30日に予定されている第1四半期(3~5月)決算でコスト管理が確認されればビジビリティが上がると予想し、他社との株価差も埋める方向に動くとみている。
出所:MINKABU PRESS
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