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東京株式(大引け)=178円高、欧米株安も円安などを好感し反発

 1日の東京株式市場は、前日の欧米株安も影響は限定的でリスクを取る動きが優勢だった。寄り後も売り物をこなし、日経平均は下値を切り上げる動きをみせた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比178円09銭高の2万7457円89銭と反発。プライム市場の売買高概算は12億2885万株、売買代金概算は2兆8971億円。値上がり銘柄数は1546、対して値下がり銘柄数は258、変わらずは33銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の欧米株市場がインフレ懸念を背景に売り優勢の地合いであったことを受け、下値模索の動きも予想されるところだったが、実際は終始買いが優勢だった。半導体関連などが売られた一方、自動車や海運株が買われ、全体相場を支えた。EUがロシア産原油の禁輸で合意したことを受け原油価格が高騰、インフレ警戒感が高まった。しかし、米長期金利上昇を背景に外国為替市場でドル買いの動きが顕著となり、急速にドル高・円安に振れたことが輸出セクターにプラス材料となった。ただ、後場は日本時間今晩に予定される5月の米ISM製造業景況指数の結果を見たいとの思惑から上値が重かった。個別ではプライム市場全体の84%の銘柄が上昇。ここMSCIの指数イベント絡みで急増していた売買代金は減少し、再び3兆円を下回った。

 個別では、川崎汽船<9107>が大幅高に買われたほか、日本郵船<9101>も堅調。トヨタ自動車<7203>も上値を追った。ソニーグループ<6758>、任天堂<7974>が上昇し、三菱重工業<7011>も高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも値を上げた。日水製薬<4550>がストップ高を演じ、ACCESS<4813>も急騰、ツカダ・グローバルホールディング<2418>、菱洋エレクトロ<8068>、北の達人コーポレーション<2930>なども値を飛ばした。

 半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が売られ、イビデン<4062>は大幅安。INPEX<1605>も大きく値を下げた。リクルートホールディングス<6098>が下落、ベイカレント・コンサルティング<6532>が値下がり率トップに売られ、第一三共<4568>の下げも目立った。イーレックス<9517>も安い。

出所:MINKABU PRESS

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