シチズンは14%超の上昇で2年4カ月ぶり高値、業績急回復で高配当利回りも着目
シチズン時計<7762>は急騰、14%を超える上昇で562円まで買われ3月31日につけた年初来高値を更新した。時価は昨年9月と11月につけたダブルトップも上抜いており、20年1月以来約2年4カ月ぶりの高値圏に浮上している。
同社が12日取引終了後に発表した22年3月期決算は営業利益が222億7300万円(前の期は95億5100万円の赤字)と急回復を果たした。主力の時計事業は新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けてはいるものの、個人消費の回復を背景に店舗販売が堅調なほか、eコマースの貢献もあって収益を伸ばしている。23年3月期の営業利益については前期比微増の225億円を見込んでいるが、事前のコンセンサスを上回っている。年間配当は30円と前期実績に対し12円増配を計画。配当利回りが5.3%台と非常に高い。また、今期想定為替レートを1ドル=120円に設定しており、ドル・円相場の実勢とのカイ離から為替メリットも考慮され、業績上振れの可能性も意識されている。
出所:MINKABU PRESS
同社が12日取引終了後に発表した22年3月期決算は営業利益が222億7300万円(前の期は95億5100万円の赤字)と急回復を果たした。主力の時計事業は新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けてはいるものの、個人消費の回復を背景に店舗販売が堅調なほか、eコマースの貢献もあって収益を伸ばしている。23年3月期の営業利益については前期比微増の225億円を見込んでいるが、事前のコンセンサスを上回っている。年間配当は30円と前期実績に対し12円増配を計画。配当利回りが5.3%台と非常に高い。また、今期想定為替レートを1ドル=120円に設定しており、ドル・円相場の実勢とのカイ離から為替メリットも考慮され、業績上振れの可能性も意識されている。
出所:MINKABU PRESS