半導体製造装置関連への売り目立つ、米半導体関連が軒並み安でリスク回避の売り
レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置の主力銘柄が総じて下値模索の展開を強いられている。前日の米国株市場ではFRBによる金融引き締め強化の思惑を背景にハイテクセクターへの売り圧力が一段と強まったが、そのなか画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が9%超の急落となったほか、半導体製造装置のトップメーカーであるアプライド・マテリアルズ<AMAT>なども下げが顕著で、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は5%強の大幅な下落となった。このリスクオフの流れが東京市場にも波及している。なお、東エレクは今週12日に決算発表を控えており、この結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせている。
出所:MINKABU PRESS
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