野村不HDが急反発、前期営業利益が過去最高更新し中長期経営計画も株価を刺激
野村不動産ホールディングス<3231>が全般地合い悪に逆行し4日ぶり反発、5%超の上昇で3100円台に乗せた。3月23日につけた高値3085円を上抜き、約1カ月ぶりに年初来高値更新となった。「プラウド」ブランドで分譲マンションを開発、コロナ禍にあっても販売は好調で業績は高成長局面をみせている。26日取引終了後に発表した22年3月期の売上高は前の期比11%増の6450億4900万円と2ケタの伸びを達成、営業利益は同20%増の912億1000万円と更に伸びが顕著で過去最高利益を更新した。23年3月期については営業利益段階でほぼ横ばいの905億円を見込むが、同日に30年度(31年3月期)を最終年度とする中長期経営企画を発表、最終年度に事業利益を1800億円以上を目指す設定で、これが大きく好感されている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS