三菱UFJや第一生命HDなど軟調、中国景気減速懸念で米長期金利が低下傾向に
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が3日続落、第一生命ホールディングス<8750>も続落で一時3.7%安まで売り込まれる展開となっている。前日の米国債券市場では中国景気減速に対する警戒感が強まるなか、安全資産として長期債を買う動きが強まり、米10年債利回りは一時2.7%台まで水準を切り下げる場面があった。NYダウは240ドル弱の上昇に転じたものの大手金融株は高安まちまちの展開となっている。東京市場でも米国事業を展開するメガバンクや大手生保株は、運用利ザヤが取りにくくなるとの思惑から上値の重い展開を余儀なくされている。
出所:MINKABU PRESS
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