鹿島は後場一段高、22年3月期業績予想の上方修正と自己株取得枠の設定を好感
鹿島<1812>は後場一段高。同社はきょう正午に、22年3月期連結業績予想について、売上高を2兆500億円から2兆800億円(前期比9.1%増)へ、営業利益を1095億円から1175億円(同7.7%減)へ、純利益を860億円から950億円(同3.6%減)へ上方修正すると発表した。建設事業、開発事業ともに好調を維持しているほか、政策保有株式(上場株式)の売却による特別利益の増加や、人件費、研究開発費等販管費の増加なども踏まえたとしている。22年3月期第3四半期累計(4~12月)連結営業利益は886億5500万円(前年同期比11.7%減)だった。
あわせて、920万株(発行済み株式総数に対する割合1.8%)もしくは100億円を上限とする自己株式の取得枠を設定することも発表しており、こちらも好感されている。取得期間は2月14日~4月30日。株主還元の充実と資本効率の向上を図るためとしている。
出所:MINKABU PRESS
あわせて、920万株(発行済み株式総数に対する割合1.8%)もしくは100億円を上限とする自己株式の取得枠を設定することも発表しており、こちらも好感されている。取得期間は2月14日~4月30日。株主還元の充実と資本効率の向上を図るためとしている。
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