ソリトンがもみ合い上放れの様相、前12月期営業利益急拡大で今期も続伸見通し
ソリトンシステムズ<3040>が反発し、もみ合い上放れの様相。1320円近辺で収れんする25日・75日移動平均線が上値の抵抗ラインとなっていたが、ここを上抜き中期トレンドの上昇転換を印象づけている。同社はIT情報機器やソフト開発を手掛けるが、売上高の大部分をセキュリティー部門で占めているのが特徴。認証関連需要が旺盛で収益面の追い風が強い。7日取引終了後、21年12月期の決算発表を行ったが、営業利益は前の期比27%増の23億6700万円と急拡大、更に22年12月期についても同利益は前期比8%増の25億5000万円と続伸を見込んでおり、これを評価する買いを呼び込んだ。また、株主還元にも前向きで22年12月期の年間配当は前期実績から2円増配となる16円を計画しており、これも株高を後押ししている。
出所:MINKABU PRESS
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