菱製鋼がマド開け急騰、22年3月期業績見通しと配当予想を上方修正
三菱製鋼<5632>がマドを開けて急騰、前営業日比13.8%高の1228円まで上値を伸ばしている。4日の取引終了後、22年3月期の連結経常損益を従来予想の32億円の黒字から42億円の黒字(前期は55億900万円の赤字)へ上方修正すると発表しており、これを好感する買いが入っている。
原材料市況やエネルギー価格の上昇が逆風となるものの、特殊鋼鋼材事業における生産コストの改善や在庫評価益の発生などが寄与し、利益は上振れする見通しになった。売上高は自動車メーカー減産の影響がある一方、建設機械需要は好調が継続し、計画並みの水準を見込む。併せて、今期の年間配当を従来計画の40円から50円(前期は無配)に増額修正したことも好材料視されているようだ。
出所:MINKABU PRESS
原材料市況やエネルギー価格の上昇が逆風となるものの、特殊鋼鋼材事業における生産コストの改善や在庫評価益の発生などが寄与し、利益は上振れする見通しになった。売上高は自動車メーカー減産の影響がある一方、建設機械需要は好調が継続し、計画並みの水準を見込む。併せて、今期の年間配当を従来計画の40円から50円(前期は無配)に増額修正したことも好材料視されているようだ。
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