三菱UFJ、第一生命HDなどが上値指向継続、米長期金利が1.9%台乗せ
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が小幅ながら5日続伸となったほか、第一生命ホールディングス<8750>も4日続伸となるなど上値指向を継続。前週末の米国株市場では1月の米雇用統計の発表を受けて、FRBによる金融引き締め政策に対する思惑が強まり、米長期金利は1.9%台に上昇した。これを背景にNYダウはやや軟調な値動きとなったが、ゴールドマン・サックス<GS>やJPモルガン<JPM>など大手金融株が軒並み買われる展開となった。東京市場でも米国事業を展開するメガバンクや大手生保株にとって運用環境の改善を期待した投資資金の流入を誘った。国内長期金利についても10年債利回りが6年ぶりの高水準にあり、追い風が意識されている。
出所:MINKABU PRESS
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