中部電は急反落、燃料価格の高騰などで22年3月期経常損益予想を下方修正
中部電力<9502>が急反落し、昨年来安値を更新した。同社は28日取引終了後に、22年3月期通期の連結業績予想を修正。経常損益見通しを従来の450億円の黒字から500億円の赤字(前期は1922億900万円の黒字)に下方修正したことがネガティブ視されているようだ。
売上高の見通しは従来の2兆5000億円から2兆6000億円に引き上げた。東京電力ホールディングス<9501>子会社の東京電力フュエル&パワー折半出資するJERAのLNG及び石炭トレーディング事業の利益増加などはあるものの、燃料価格の高騰に伴う期ずれ差損の拡大に加え、グループの中部電力ミライズにおける卸電力取引市場の価格高騰による電源調達コストの増加が損益面に影響するとしている。
出所:MINKABU PRESS
売上高の見通しは従来の2兆5000億円から2兆6000億円に引き上げた。東京電力ホールディングス<9501>子会社の東京電力フュエル&パワー折半出資するJERAのLNG及び石炭トレーディング事業の利益増加などはあるものの、燃料価格の高騰に伴う期ずれ差損の拡大に加え、グループの中部電力ミライズにおける卸電力取引市場の価格高騰による電源調達コストの増加が損益面に影響するとしている。
出所:MINKABU PRESS