トヨタ、ホンダなど自動車株に買い先行、1ドル114円台後半の急速な円安が追い風に
トヨタ自動車<7203>、日産自動車<7201>、ホンダ<7267>など自動車株が頑強な値動き。注目されたFOMCの内容は想定内の範囲であったが、パウエルFRB議長の記者会見はタカ派的とも捉えられており、米長期金利が急上昇に転じた。これを受けて外国為替市場ではドル買いの動きを誘発しており、足もとで1ドル=114円台後半の推移とドル高・円安が一気に進んでいる。為替感応度の高いセクターは輸出採算向上を期待した買いを誘導している。トヨタ、日産自、ホンダいずれも今期の想定為替レートを1ドル=110円に設定しており、実勢とは5円近く円高でみていることもあって為替メリットが見込まれる。
出所:MINKABU PRESS
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