京写が一時16%高と値を飛ばす、自動車の電装化進展で収益拡大余地高まる
京写<6837>の上げ足が鮮烈、一時16%近い上昇で424円まで駆け上がる場面があった。自動車向けを主力にプリント配線基板の製造を手掛けており、片面板の生産量では世界トップに位置している。世界的な半導体需要の拡大は、自動車の生産台数増加と電装化が進んでいることも大きな要因となっているが、今後は電気自動車(EV)シフトの動きが加速することで一段と需要の伸びが予想される。その際、半導体などデバイスを載せるプリント基板の需要もそれに比例して伸びることになり、関連メーカーにスポットが当たっている。同社は昨年5月にプリント配線板大手のメイコー<6787>と資本・業務提携を締結しており、グローバル規模で展開力が増強されている。業績も22年3月期営業利益が前期比4.6倍の4億5000万円を見込んでおり、業績変化率に着目した買いが加速している。
出所:MINKABU PRESS
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