ALBERTは朝安後切り返し大幅続伸、トヨタとの自動運転協業に思惑
ALBERT<3906>が続急伸で一時325円高の4895円まで上値を伸ばす場面があった。前日に390円高と値を飛ばしたこともあって、朝方は目先筋の利益確定の動きに安く始まったが、その後は買いの勢いが強まり大幅プラス圏に切り返している。人工知能(AI)を活用したビッグデータ解析事業で強みを発揮し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資が活発化するなか需要開拓が進んでいるほか、データサイエンティスト育成で業界を先駆する。自動運転分野でもキーカンパニーとして位置づけられ、トヨタ自動車<7203>が同社に資本出資し業務提携関係にあることもそれを裏付けている。今後もトヨタが電気自動車(EV)戦略と並行して傾注する自動運転分野での協業体制に注目が集まる。業績も急拡大途上にあり、21年12月期営業利益は前期比62%増の4億400万円を計画している。
出所:MINKABU PRESS
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