第一生命HDなど生保株が買い優勢、長期金利上昇を受けた米大手金融株高に追随
第一生命ホールディングス<8750>、T&Dホールディングス<8795>など大手生保株が買い優勢の展開となっている。前日の米国株市場ではNYダウが今年最大の上げ幅で急反騰したが、そのなかゴールドマン・サックス<GS>やJPモルガン<JPM>などが買われ全体指数の押し上げに寄与した。米10年債利回りが上昇に転じ、終値ベースで1.44%台まで水準を切り上げたことを好感した。中長期的にもFRBの金融引締めの動きが意識されるなか長期金利の先高期待は根強い。また、超長期金利である米30年債利回りも足もと上昇に転じた。金融資産の長期運用を手掛け、米国事業を展開する生保株には追い風として意識されている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS