<動意株・16日>(大引け)=タカトリ、セルソース、デジタリフト(その1)
タカトリ<6338>=上げ足の強さ際立つ。前日は大陽線で165円高に買われ年初来高値を更新、きょうも一時192円高の1572円とフシ目の1500円ラインを突破した。同社株が1500円台に乗せるのは2004年5月以来、17年半ぶりとなる。マルチワイヤーソーなどを手掛ける装置メーカーで、半導体業界向けで高水準の需要を獲得している。世界的な電気自動車(EV)シフトなどで、ここ急速に市場が拡大するパワー半導体向け切断加工装置で商機を捉えている。21年9月期は営業損益が3億8900万円の黒字(前の期は7100万円の赤字)と急回復、続く22年9月期は前期比36%増の5億3000万円と収益成長が加速する見通しにある。政府が今週19日にまとめる経済対策に、先端半導体の製造拠点整備や最先端半導体の研究開発促進などが政策パッケージとして盛り込まれる見通しにあり、国策の追い風が意識されるなか半導体関連の中小型株を物色する動きが一気に勢いを増しており、同社もその流れに乗っている。
セルソース<4880>=3連騰で年初来高値更新。午前10時ごろ、アシックス<7936>及びスマートシューズを開発するORPHE(東京都渋谷区)と、スマートシューズを用いた医療分野での共同研究を開始すると発表しており、これが好感した買いが入っている。共同研究では、まずは潜在的患者数が多く、膝の痛みや歩行困難などで日常生活に支障をきたす恐れのある「変形性膝関節症」の改善に向け、治療を行う患者の歩容(歩行の特徴)を定量化することを目的とした共同研究を実施する。具体的には、アシックスとORPHEが共同開発したランニングスマートシューズ「EVORIDE ORPHE(エボライドオルフェ)」をベースとして、履いて歩くだけで患者のストライドやピッチ、接地の角度や着地衝撃などを計測することができる新たなシューズを開発。セルソースの提携医療機関で再生医療などの治療を行う変形性膝関節症の患者にシューズを履いてもらい、センサーを通じて得られた歩容データをアプリケーションにて記録・分析するという。これにより、再生医療などによる治療と歩容データのフィードバックを活用したリハビリを組み合わせた療法の可能性も検討するとしている。
デジタリフト<9244>=ストップ高。15日の取引終了後、「Shopifyパートナープログラム」に参加し、Shopify運用支援サービスの提供を開始すると発表しており、これが好材料視されている。WEB広告運用を行うデジタリフトのクライアントにもEC事業を扱う企業は多く、Shopifyの導入を検討するケースが増えていることから、クライアントへのさらなる価値提供として、ECサイト運営者によるShopify利用時のあらゆる課題解決をサポートする新たな独自サービス「ECサイトマーケティングサポート」の本格提供を開始するという。同サービスにより、Shopifyを最大限に活用したマーケティング施策をサポートし、クライアントと、その利用者であるエンドユーザーの双方にとって、最も理想的な情報提供と購買体験を提供するとしている。
セルソース<4880>=3連騰で年初来高値更新。午前10時ごろ、アシックス<7936>及びスマートシューズを開発するORPHE(東京都渋谷区)と、スマートシューズを用いた医療分野での共同研究を開始すると発表しており、これが好感した買いが入っている。共同研究では、まずは潜在的患者数が多く、膝の痛みや歩行困難などで日常生活に支障をきたす恐れのある「変形性膝関節症」の改善に向け、治療を行う患者の歩容(歩行の特徴)を定量化することを目的とした共同研究を実施する。具体的には、アシックスとORPHEが共同開発したランニングスマートシューズ「EVORIDE ORPHE(エボライドオルフェ)」をベースとして、履いて歩くだけで患者のストライドやピッチ、接地の角度や着地衝撃などを計測することができる新たなシューズを開発。セルソースの提携医療機関で再生医療などの治療を行う変形性膝関節症の患者にシューズを履いてもらい、センサーを通じて得られた歩容データをアプリケーションにて記録・分析するという。これにより、再生医療などによる治療と歩容データのフィードバックを活用したリハビリを組み合わせた療法の可能性も検討するとしている。
デジタリフト<9244>=ストップ高。15日の取引終了後、「Shopifyパートナープログラム」に参加し、Shopify運用支援サービスの提供を開始すると発表しており、これが好材料視されている。WEB広告運用を行うデジタリフトのクライアントにもEC事業を扱う企業は多く、Shopifyの導入を検討するケースが増えていることから、クライアントへのさらなる価値提供として、ECサイト運営者によるShopify利用時のあらゆる課題解決をサポートする新たな独自サービス「ECサイトマーケティングサポート」の本格提供を開始するという。同サービスにより、Shopifyを最大限に活用したマーケティング施策をサポートし、クライアントと、その利用者であるエンドユーザーの双方にとって、最も理想的な情報提供と購買体験を提供するとしている。