日医工は年初来安値更新、富山第一工場の再開遅れ響き今期一転最終赤字に
日医工<4541>が大幅安。一時10.5%安の790円まで下落し、年初来安値を更新した。11日の取引終了後、22年3月期業績予想の下方修正を発表。最終損益を186億円の赤字とし、従来予想の2億円の黒字から一転大幅赤字に転落する見通しを示しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。
売上高も1950億円から1850億円(前期比1.7%減)へ、営業損益も5億円の黒字から171億円の赤字へ引き下げた。富山第一工場での生産・出荷再開スケジュールが想定より遅れていることや、それに伴い今後廃棄となる可能性が高いと見込まれる原材料や仕掛品などについて棚卸資産評価損を計上することが要因。なお、従来20円としていた年間配当予想について、無配(前期25円)とすることもあわせて発表した。
出所:MINKABU PRESS
売上高も1950億円から1850億円(前期比1.7%減)へ、営業損益も5億円の黒字から171億円の赤字へ引き下げた。富山第一工場での生産・出荷再開スケジュールが想定より遅れていることや、それに伴い今後廃棄となる可能性が高いと見込まれる原材料や仕掛品などについて棚卸資産評価損を計上することが要因。なお、従来20円としていた年間配当予想について、無配(前期25円)とすることもあわせて発表した。
出所:MINKABU PRESS