高千穂交易---クラウドベースの統合セキュリティソリューション「Verkada」を販売開始
高千穂交易<2676>は11日、米Verkadaと国内で代理店契約を締結し、統合セキュリティソリューション「Verkada」の販売を開始すると発表した。Verkadaは創業後3年で企業評価額が10億ドル以上に成長したユニコーン企業である。
今回、同社が販売開始する「Verkada」は、クラウドベースの統合セキュリティソリューションとして施設の物理セキュリティ(ハイブリッドクラウド型AIカメラ・入退室管理システム・環境センサー)をトータルで提供する。PCやモバイル端末から場所を問わずシームレスにアクセスが可能なVerkadaの管理ダッシュボードは、トレーニングを必要としない直感的な操作性によってクラウドに接続された全てのデバイスを一元・統合的に管理することを可能とし、利便性に優れているという。
ハイブリッドクラウド型AIカメラと8種のセンサー(対象:温度、湿度、ノイズ、モーション、空気質指数、PM2.5、TVOC(揮発性有機化合物)、タバコ)を内蔵した環境センサーにより、オフィスや製造現場における働く空間環境の可視化などが可能となることが特長という。
また、専用の録画装置やサーバー、クライアントPCは不要となり、OSの更新やHDDなどの消耗品交換の必要もないほか、最新のファームウェアが自動的にアップグレードされ、システムは常に最新の情報セキュリティ対策を確保できるという。加えて従来のオンプレミス型より低コストとなるとしている。
《ST》
提供:フィスコ