昭電工が大幅反発、1~9月期経常利益は732億円の黒字に浮上
昭和電工<4004>が大幅高で3日ぶりに反発。10日の取引終了後に発表した21年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結経常損益は732億8900万円の黒字(前年同期は492億8000万円の赤字)となり、これを好感する買いが入っている。
石油化学セグメントがナフサ要因で利益が大きく改善したほか、無機セグメントでは鉄鋼需要の回復に伴い黒鉛電極の販売数量が大幅に増加した。また、昭和電工マテリアルズ(旧日立化成)の買収効果も収益を押し上げた。通期計画の820億円に対する進捗率は9割近くに到達しており、業績上振れが期待されているようだ。
出所:MINKABU PRESS
石油化学セグメントがナフサ要因で利益が大きく改善したほか、無機セグメントでは鉄鋼需要の回復に伴い黒鉛電極の販売数量が大幅に増加した。また、昭和電工マテリアルズ(旧日立化成)の買収効果も収益を押し上げた。通期計画の820億円に対する進捗率は9割近くに到達しており、業績上振れが期待されているようだ。
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