霞ヶ関キャピタル---21年8月期は大幅な増収増益、売上・利益ともに過去最高を達成
霞ヶ関キャピタル<3498>は6日、2021年8月期連結決算を発表した。売上高が前期比78.5%増の142.95億円、営業利益が同306.9%増の13.28億円、経常利益が同475.6%増の10.37億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同489.9%増の7.93億円となった。
当年度においては物流施設開発用地の売却・開発フェーズへの移行や、賃貸マンション・保育園の売却が収益に大きく寄与した。また、ホテルについてもコロナ禍の厳しい投資環境下にも関わらず4件の開発ファンド組成を完了し、これら営業活動の結果、売上・利益ともに過去最高を達成した。
不動産コンサルティング事業については、投資用不動産の売買及び投資家に対するコンサルティング受託による収入並びに保有しているショッピングセンターフォルテにおける、各テナントからの賃料収入により、売上高は前期比119.2%増の138.37億円、セグメント利益は同173.4%増の28.86億円となった。
自然エネルギー事業については、太陽光発電案件の売却等により、売上高は前期比73.0%減の4.58億円、セグメント利益は同97.5%減の0.08億円となった。
2022年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比29.4%増の185.00億円、営業利益が同39.2%増の18.50億円、経常利益が同44.6%増の15.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同26.0%増の10.00億円を見込んでいる。
《ST》
提供:フィスコ