郵船、商船三井などの下値模索続く、中国景気の減速が重荷に
日本郵船<9101>、商船三井<9104>など大手海運株の下値模索が続いている。株価は既に25日移動平均線を大陰線で下に抜けており、目先筋の投げを誘発している形だ。低PER、高配当利回りの象徴株として8月以降一貫して下値を切り上げてきたが、ここにきて中国景気の減速感が強まるなか、グローバル物流需要に影響が出るとの思惑から下値リスクが意識される状況となっている。9月の中間配当権利落ちとなったことも影響している。ただ、目先は短期で急速に売り込まれたことにより値ごろ感が生じており、押し目に買い向かう動きも想定される。
出所:MINKABU PRESS
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