日本鋳造はカイ気配、JAXAとの3Dプリンターによる低熱膨張合金軽量化の基礎研究完了
日本鋳造<5609>がカイ気配スタートで水準を切り上げている。気配値のまま860円近辺のもみ合いを一気に上放れてきた。JFE系の鋳造専業メーカーで、低熱膨張合金の提供では30年以上の高い実績がある。9日取引終了後、宇宙での地球・天文観測衛星の軽量化を目的に2019年度から2年間にわたって進めてきたJAXAとの3Dプリンターによる低熱膨張合金の軽量化研究で基礎段階が完了したことを発表、これが株価を強く刺激する格好となった。なお、同社は今後期待される3Dプリンター品の活用拡大に向け、3Dプリンター独自の機能を活用し、機械的特性や熱膨張率に関する傾斜機能材の開発にも着手していることもあわせて発表している。
出所:MINKABU PRESS
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