【特集】「サイバーセキュリティ」が15位、DX推進に向け対策急務<注目テーマ>
富士通 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 デジタルトランスフォーメーション
2 半導体
3 再生可能エネルギー
4 EUV
5 脱炭素
6 半導体製造装置
7 選挙関連
8 NFT
9 海運
10 2021年のIPO
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が15位となっている。
直近、富士通 <6702> が提供する情報共有ツールが不正アクセスを受けて顧客情報が流出した問題に関し、警察庁のシステム情報が漏えいしていたことが伝わった。この問題を巡っては、既に129の官公庁や企業の情報流出があったことが明らかとなっている。昨年以降、国内企業への不正アクセスが相次ぎ判明したほか、今年5月には米国の石油パイプラインに大規模なサイバー攻撃が仕掛けられるなど、世界規模でサイバーリスクは増大の一途をたどっている。
株式市場では、今月発足したデジタル庁発足に絡みデジタルトランスフォーメーション(DX)に改めて光が当たっているが、このなかDX化を推進するうえで必須となる「サイバーセキュリティ」への関心も高まりをみせている。主な関連銘柄としてはトレンドマイクロ<4704>、デジタルアーツ<2326>をはじめ、GMOグローバルサイン・ホールディングス<3788>、HENNGE<4475>、SBテクノロジー<4726>など。
また、ソリトンシステムズ<3040>、サイバーセキュリティクラウド<4493>、サイバートラスト<4498>のほか、ラック<3857>やフォーカスシステムズ<4662>、FFRIセキュリティ<3692>、フーバーブレイン<3927>、セキュアヴェイル<3042>などをマークしておきたい。
出所:MINKABU PRESS