日鍛バは商い急増で11%超の上昇、投資資金流入も依然として解散価値の半値以下
日鍛バルブ<6493>が急動意、商い急増のなかマドを開けて11.7%高の363円まで駆け上がる場面があった。自動車用エンジンバルブメーカーとして、世界的に好調な自動車販売需要を取り込み、22年3月期営業利益は31億5000万円予想(前期実績は1800万円)と急回復見通しにある。エンジンバルブの中に空洞を作り、金属ナトリウムを封入した中空エンジンバルブを戦略的に展開し、とりわけ好採算の傘中空エンジンバルブが業績に寄与している。PERが6倍台であるほか、PBRは解散価値の半値以下である0.4倍台に放置されるなど株価は依然として超割安圏に位置するといってよく、水準訂正高を見込んだ投資資金の流入を誘っている。
出所:MINKABU PRESS
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