アートSHD上昇加速で新高値、イラストソフトが収益牽引し自動運転分野でも存在感
アートスパークホールディングス<3663>が上昇加速、一時90円高と値を飛ばし1100円台に歩を進め年初来高値更新となった。デジタル機器向けソフト開発を主力展開し、グラフィック分野のクリエーター向けイラスト制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」が絶好調で業績を牽引している。世界で1000万人以上が利用するとされる同ソフトは、昨年来出荷本数がうなぎ上りの状態で、サブスクリプションモデルをスタートさせたこともあって収益を押し上げる成長ドライバーとして期待が大きい。また、UI(ユーザーインターフェース)開発ソリューションを提供し、自動運転関連分野でも存在感を示す。株式需給面では株式分割による個人投資家の参戦が顕著なうえ、外資経由の貸株調達による空売りの買い戻しなども反映され、踏み上げ相場的な色を強めている。
出所:MINKABU PRESS
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