JAL、ANAHDは揃って続落、景気敏感セクターに再び売り圧力
日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>の空運大手2銘柄がいずれも続落。ここ最近は、世界的なワクチン普及に伴う経済活動の正常化期待から、コロナ禍で収益に多大なデメリットを受けた空運株は買い戻しの動きが強まっていたが、「足もとでまた風向きが変わってきた」(ネット証券マーケットアナリスト)という。新型コロナのインド型変異株であるデルタ株の感染がアジアを中心に広がっており、日本国内でも感染が加速する傾向にある。「海外でも、ここにきてコロナ収束を見込んでいた英国でも再び警戒ムードが強まるなど、楽観ができない状況となっている。米国株市場で景気敏感セクターの一角が売り直されていることも今の流れを暗示している」(同)と指摘されている。
出所:MINKABU PRESS
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