海運株が物色人気で値上がり率首位、米国の消費熱高まり追い風意識
日本郵船<9101>、商船三井<9104>など大手海運株が物色人気。「海運」セクターは業種別騰落で東証1部33業種中、値上がり率トップに買われている。世界的に新型コロナのワクチン普及が進み、経済正常化期待が一段と高まっている。そうしたなか、グローバル物流の要を担う海運業界は順風局面が意識されている。米国では消費需要の大きさに供給が追いつかない状態が続いており、主要港湾に荷揚げしたコンテナ数が4月、5月と過去最高を記録したことが伝わっている。そうしたなか、大手海運株は株価指標面でも割安で、郵船と商船三井のPERはいずれも6倍前後にとどまっている。
出所:MINKABU PRESS
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