エーザイは売り優勢、制限値幅を4倍に拡大もあっさり寄り付く
エーザイ<4523>は寄り付き高く始まったものの、その後売り優勢に傾いている。同社は米国の独立系バイオ企業大手バイオジェン<BIIB>とアルツハイマー型認知症治療薬「アデュカヌマブ」の共同開発を進めているが、今週7日に、米食品医薬品局(FDA)が同治療薬についての承認申請を認めることを発表、これを受けて株価は前日まで2営業日連続のストップ高で合計3000円あまりの上昇となった。上昇率にして39%。きょうは、制限値幅について、上限のみ通常の4倍(3000円から12000円に変更)にすることを東証が発表しているが、利食い圧力も顕在化しあっさりと寄り付いた。
なお、米バイオジェンも米国株市場で人気化しており、週明け7日に前週末比一時64%高の468ドルまで急騰する場面があったが、その後はやや沈静化し、前日終値は406ドル。動意前と比較して依然として40%強高い水準にあるが、エーザイの前日までの上昇率はほぼそれに近いものとなっている。
出所:MINKABU PRESS
なお、米バイオジェンも米国株市場で人気化しており、週明け7日に前週末比一時64%高の468ドルまで急騰する場面があったが、その後はやや沈静化し、前日終値は406ドル。動意前と比較して依然として40%強高い水準にあるが、エーザイの前日までの上昇率はほぼそれに近いものとなっている。
出所:MINKABU PRESS