ロボホームがカイ気配、21年12月期業績予想の上方修正と「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載解消を好感
Robot Home<1435>がカイ気配スタートとなっている。13日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、営業利益を1億円から3億5000万円(前期6億6400万円の赤字)へ、最終利益を7000万円から2億8000万円(同10億700万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
売上高は45億円(同26.8%減)の従来予想を据え置いているものの、フロービジネスからストックビジネスへの収益構造の転換が完了し、ストック収入の積み上げと継続的なコスト削減を行うことで収益性が向上している。また、AI・IoT事業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)総合支援サービスの契約数が想定よりも順調に進捗していることや、PМプラットフォーム事業におけるメンテナンスや保証事業の収益貢献が順調なことも寄与する。
なお、同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高11億4600万円(前年同期比43.7%減)、営業利益1億3500万円(前年同期2億100万円の赤字)、最終利益1億4300万円(同2億2700万円の赤字)だった。
また同社では、第1四半期決算短信において、「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消すると発表しており、これも好材料視されている。第1四半期決算が黒字転換したことや、期末の資金残高として58億5700万円を確保し今後の資金繰りを検討した結果、当面の事業活動の継続性に懸念はないと判断した。更に、上限を130万株(発行済み株数の1.43%)、または2億円とする自社株買いを実施すると発表。取得期間は5月17日から6月30日としている。
出所:MINKABU PRESS
売上高は45億円(同26.8%減)の従来予想を据え置いているものの、フロービジネスからストックビジネスへの収益構造の転換が完了し、ストック収入の積み上げと継続的なコスト削減を行うことで収益性が向上している。また、AI・IoT事業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)総合支援サービスの契約数が想定よりも順調に進捗していることや、PМプラットフォーム事業におけるメンテナンスや保証事業の収益貢献が順調なことも寄与する。
なお、同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高11億4600万円(前年同期比43.7%減)、営業利益1億3500万円(前年同期2億100万円の赤字)、最終利益1億4300万円(同2億2700万円の赤字)だった。
また同社では、第1四半期決算短信において、「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消すると発表しており、これも好材料視されている。第1四半期決算が黒字転換したことや、期末の資金残高として58億5700万円を確保し今後の資金繰りを検討した結果、当面の事業活動の継続性に懸念はないと判断した。更に、上限を130万株(発行済み株数の1.43%)、または2億円とする自社株買いを実施すると発表。取得期間は5月17日から6月30日としている。
出所:MINKABU PRESS