東京きらぼし一時20%高と急騰、22年3月期経常は8割増で6期ぶり最高益更新へ
東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173>が一時20%を超える上昇で、東証1部の値上がり率トップとなっている。12日の取引終了後に発表した21年3月期の連結経常利益は前の期比3.5倍の82億2400万円となり、従来予想の57億円を大幅に上回って着地。続く22年3月期も前期比82.4%増の150億円に拡大し、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが好感されている。
前期の利益上振れは新型コロナウイルス感染症による影響を受けた顧客に対する資金繰り支援を積極的に行った結果、貸出金利息を中心とした資金利益が大幅に増加したことが要因となった。今期は貸出金利息の伸長が継続するほか、事業承継やオーナー取引の深耕などを通じて役務収益の増強を図る方針だ。
出所:MINKABU PRESS
前期の利益上振れは新型コロナウイルス感染症による影響を受けた顧客に対する資金繰り支援を積極的に行った結果、貸出金利息を中心とした資金利益が大幅に増加したことが要因となった。今期は貸出金利息の伸長が継続するほか、事業承継やオーナー取引の深耕などを通じて役務収益の増強を図る方針だ。
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