双信電機は大口の買い注文で値がつかず、22年3月期は営業利益約7倍に
双信電機<6938>が寄り付き大口の買い注文を呼び込み気配値のまま水準を切り上げる人気となっている。情報通信向けや産業機器向けを中心にノイズ除去フィルターなどを主力展開している。同社は28日取引終了後、21年3月期決算発表と22年3月期の業績見通しを発表した。22年3月期は営業利益段階で6億円(前期比6.9倍)という高変化を見込んでいる。ノイズ関連機器は中国経済回復を背景とした工作機械市況の回復や、高速通信規格5Gの拡大及びデータセンター増設需要などが追い風となっている。株価はこれを評価する買いが集中する格好となっている。
出所:MINKABU PRESS
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