住友化は3日ぶり反発、21年3月期業績は計画上振れで着地
住友化学<4005>は3日ぶりに反発している。26日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が2兆2600億円から2兆2850億円(前の期比2.7%増)へ、営業利益が1100億円から1370億円(同0.4%減)へ、純利益が200億円から460億円(同48.7%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
石油化学事業で、製品市況上昇に伴い交易条件が改善したことに加えて、健康・農業関連事業や医薬品事業で販管費や研究開発費が減少したことなどが要因。また、医薬品事業で織り込んでいた減損損失のうち、抗がん剤として開発中のTP-0903の開発計画を見直し、仕掛研究開発の減損損失が発生しなくなったことも寄与した。なお、同時に、6円を予定していた期末配当予想を9円にすると発表した。年間配当は15円(前の期17円)となる。
出所:MINKABU PRESS
石油化学事業で、製品市況上昇に伴い交易条件が改善したことに加えて、健康・農業関連事業や医薬品事業で販管費や研究開発費が減少したことなどが要因。また、医薬品事業で織り込んでいた減損損失のうち、抗がん剤として開発中のTP-0903の開発計画を見直し、仕掛研究開発の減損損失が発生しなくなったことも寄与した。なお、同時に、6円を予定していた期末配当予想を9円にすると発表した。年間配当は15円(前の期17円)となる。
出所:MINKABU PRESS