参天薬が大幅続落、21年3月期業績は営業利益が計画下振れ
参天製薬<4536>が大幅続落している。前週末9日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、営業利益が350億円から145億円(前の期比56.8%減)へ、純利益が230億円から70億円(同67.8%減)へ下振れて着地したようだと発表しており、これが嫌気されている。
日本でアレジオンLXなどの主力製品が順調に推移したことに加え、中国で私立病院などを中心に順調に推移したことから、売上高は2350億円から2490億円(同3.1%増)へ上振れた。ただ、低侵襲手術用デバイスであるDE-128の米国における承認時期の遅延を前提に資産価値の見直しを行った結果、減損損失を計上したことが利益を下振れさせたとしている。
出所:MINKABU PRESS
日本でアレジオンLXなどの主力製品が順調に推移したことに加え、中国で私立病院などを中心に順調に推移したことから、売上高は2350億円から2490億円(同3.1%増)へ上振れた。ただ、低侵襲手術用デバイスであるDE-128の米国における承認時期の遅延を前提に資産価値の見直しを行った結果、減損損失を計上したことが利益を下振れさせたとしている。
出所:MINKABU PRESS