ファストリは反落、21年8月期営業利益予想を上方修正も反応限定的
ファーストリテイリング<9983>は反落。8日の取引終了後、21年8月期の連結業績予想について、売上高を2兆2000億円から2兆2100億円(前期比10.0%増)へ、営業利益を2450億円から2550億円(同70.7%増)へ上方修正したものの反応は限定的。
上期において、国内ユニクロ事業が在宅需要にマッチした商品やスポーツユーティリティウェアの販売が好調に推移し計画を上回ったことに加えて、海外ユニクロ事業も中国や台湾の販売が好調に推移し、香港市場の収益性が大きく改善するなどで営業利益が計画を上回ったことなどが寄与する。なお、純利益は1650億円(同82.6%増)の従来見通しを据え置いている。
第2四半期累計(20年9月~21年2月)決算は、売上高1兆2028億円(前年同期比0.5%減)、営業利益1679億8200万円(同22.9%増)、純利益1058億6800万円(同5.4%増)だった。
また、同時に発表した3月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店及びEコマース売上高が前年同月比40.2%増と10カ月連続で前年実績を上回った。前年3月は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休業などで同27.8%減と落ち込んでおり、その反動に加えて、春夏商品や在宅需要にマッチした商品、コラボレーション商品の販売が好調だったことが寄与した。
出所:MINKABU PRESS
上期において、国内ユニクロ事業が在宅需要にマッチした商品やスポーツユーティリティウェアの販売が好調に推移し計画を上回ったことに加えて、海外ユニクロ事業も中国や台湾の販売が好調に推移し、香港市場の収益性が大きく改善するなどで営業利益が計画を上回ったことなどが寄与する。なお、純利益は1650億円(同82.6%増)の従来見通しを据え置いている。
第2四半期累計(20年9月~21年2月)決算は、売上高1兆2028億円(前年同期比0.5%減)、営業利益1679億8200万円(同22.9%増)、純利益1058億6800万円(同5.4%増)だった。
また、同時に発表した3月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店及びEコマース売上高が前年同月比40.2%増と10カ月連続で前年実績を上回った。前年3月は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休業などで同27.8%減と落ち込んでおり、その反動に加えて、春夏商品や在宅需要にマッチした商品、コラボレーション商品の販売が好調だったことが寄与した。
出所:MINKABU PRESS