三菱UFJなどメガバンク軟調、米長期金利上昇一服と米投資会社絡みの思惑もくすぶる
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクが軟調。米10年債利回りが前日は終値ベースで1.70%と低下し、金利上昇傾向に歯止めがかかった。これを背景に米国株市場ではNYダウやナスダック総合指数が大幅高となったにも関わらず、ゴールドマン・サックスやシティグループなど大手金融株の一角が軟調となっており、その地合いが波及している。米投資会社アルケゴス・キャピタルに絡む損失の影響に対する懸念も拭い切れない状況にあり、後場に入りメガバンクをはじめ金融セクターは下値模索の動きとなった。
出所:MINKABU PRESS
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