不二越は3日ぶり反落、第1四半期最終利益は52%増も材料出尽くし感
不二越<6474>は3日ぶりに反落している。前週末2日の取引終了後に発表した第1四半期(20年12月~21年2月)連結決算は、営業利益24億1600万円(前年同期比5.8%増)、純利益15億7000万円(同51.9%増)となったものの、目先の材料出尽くし感が強まっているようだ。
売上高は530億7200万円(同5.7%減)となった。前年下期以降の自動車や建設機械分野を中心とした需要の持ち直しを受けて、売り上げが回復基調にあるものの、設備関連の需要がまだ低水準にあることが響いた。ただ、合理化や内製化による生産性の向上や、業務の効率化による販管費の縮減などトータルコストダウンが業績に寄与した。また、前年同期に計上した投資有価証券評価損が減少したことが最終利益を押し上げた。
なお、21年11月期通期業績予想は、売上高2050億円(前期比2.0%増)、営業利益80億円(同16.8%増)、純利益40億円(同62.7%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
売上高は530億7200万円(同5.7%減)となった。前年下期以降の自動車や建設機械分野を中心とした需要の持ち直しを受けて、売り上げが回復基調にあるものの、設備関連の需要がまだ低水準にあることが響いた。ただ、合理化や内製化による生産性の向上や、業務の効率化による販管費の縮減などトータルコストダウンが業績に寄与した。また、前年同期に計上した投資有価証券評価損が減少したことが最終利益を押し上げた。
なお、21年11月期通期業績予想は、売上高2050億円(前期比2.0%増)、営業利益80億円(同16.8%増)、純利益40億円(同62.7%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS