河合楽は5連騰、21年3月期業績予想を上方修正
河合楽器製作所<7952>は5連騰している。10日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を630億円から655億円(前期比8.1%減)へ、営業利益を10億円から24億円(同18.9%減)へ、最終損益を5億円の赤字から9億円の黒字(同41.8%減)へ上方修正したことが好感されている。
各国の外出制限や営業自粛の影響により、楽器教育事業は期初で落ち込みが発生したが、ピアノ販売の回復が進むとともに、巣ごもり需要でデジタルピアノ販売が想定よりも好調に推移していることが要因。また、素材加工事業で自動車関連部品及び半導体関連部品の受注の復調が見られることも寄与する。なお、未定としていた期末一括配当は55円(前期55円)を予定している。
同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高470億4600万円(前年同期比12.2%減)、営業利益18億1600万円(同33.8%減)、最終利益6億5600万円(同67.1%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
各国の外出制限や営業自粛の影響により、楽器教育事業は期初で落ち込みが発生したが、ピアノ販売の回復が進むとともに、巣ごもり需要でデジタルピアノ販売が想定よりも好調に推移していることが要因。また、素材加工事業で自動車関連部品及び半導体関連部品の受注の復調が見られることも寄与する。なお、未定としていた期末一括配当は55円(前期55円)を予定している。
同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高470億4600万円(前年同期比12.2%減)、営業利益18億1600万円(同33.8%減)、最終利益6億5600万円(同67.1%減)だった。
出所:MINKABU PRESS