吉野家HDが大幅反発、9~11月期営業損益は6億円強の黒字転換
吉野家ホールディングス<9861>が大幅反発している。13日の取引終了後に発表した第3四半期累計(3~11月)連結決算は、売上高1268億8200万円(前年同期比20.6%減)、営業損益53億3600万円の赤字(前年同期28億9000万円の黒字)、最終損益54億9900万円の赤字(同17億7400万円の黒字)と大幅な営業赤字となったものの、9~11月期では営業利益は6億3400万円の黒字転換となっており、足もとの業績回復傾向を好感した買いが入っている。
新型コロナウイルス感染症の拡大影響に伴い、牛丼店「吉野家」やうどん店「はなまるうどん」で店舗の休業・営業時間の短縮を実施したことから赤字に転落した。ただ、持ち帰り商品の拡充などで売上高は回復傾向にあることに加えて、賃料減額交渉や管理可能経費の削減などグループ全体で構造改革に取り組みコスト削減を進めたことが9~11月期の黒字転換に貢献した。
なお、21年2月期通期業績予想は、売上高1723億円(前期比20.3%減)、営業損益87億円の赤字(前期39億2600万円の黒字)、最終損益90億円の赤字(同7億1300万円の黒字)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
新型コロナウイルス感染症の拡大影響に伴い、牛丼店「吉野家」やうどん店「はなまるうどん」で店舗の休業・営業時間の短縮を実施したことから赤字に転落した。ただ、持ち帰り商品の拡充などで売上高は回復傾向にあることに加えて、賃料減額交渉や管理可能経費の削減などグループ全体で構造改革に取り組みコスト削減を進めたことが9~11月期の黒字転換に貢献した。
なお、21年2月期通期業績予想は、売上高1723億円(前期比20.3%減)、営業損益87億円の赤字(前期39億2600万円の黒字)、最終損益90億円の赤字(同7億1300万円の黒字)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS