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5704 JMC

東証G
433円
前日比
-5
-1.14%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
29.4 0.83 1,431
時価総額 24.2億円
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個人投資家・有限亭玉介:EV?自動運転?自動車部材・鉄工関連株に注目【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2020年12月13日15時に執筆

今年も残すところわずかとなりました。まさかとは思いましたが、オリンピックの延期だけでなく、様々なイベントが開催できず家の中で過ごす事が多い一年でした。コロナは今年いっぱいで終息してほしいですが、株高の勢いは来年にも持ち越したいですなぁ。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

海外ではワクチン接種が始まり、その効果に世界中が注目しています。日本でもワクチン接種の段取りは進められていると思いますが、北海道へ自衛隊看護師が派遣されるなど状況は改善しているとは言えません。

そんな中、新型コロナの影響を抑え込んでいる中国が、世界中の製造業を牽引する形で出荷の持ち直しと在庫削減が続いているようです。これまで当記事ではEV(電気自動車)関連をご紹介してきましたが、EV関連から幅を広げて自動車・鉱工業関連へ監視を強めていきますよ。

まず中国の経済指標に注目すると、中国製造業PMI(購買担当者指数)は好況不況の分岐点である50を7カ月連続で上回るだけでなく、新規受注が58.3と10年ぶりの水準にまで到達しました。

この新規受注は景気の先行指標であり、景気拡大へ向かう足掛かりと言えそうですねぇ。新型コロナから回復しただけでなく政府の景気刺激策が後押しとなって、自動車販売が好調の模様です。中国経済は来年にかけて好景気となるのでしょうか。

自動車の生産だけでなく消費大国である中国の好景気は、日本にとっても良い影響をもたらすでしょう。日本でもコロナが終息した後は、実体経済の回復が急ピッチで進むかもしれません。

EVだけでなく自動運転などのソフトウェアまで視野に入れると、ヴィッツ<4440>などのソフトウェア開発企業にも思惑がありそうです。インスペック<6656>が手掛ける半導体の外観検査も製造業には欠かせないですねぇ。

そして自動車などの製造業が好調となれば、設備投資が活況となりJMC<5704>のような3Dプリンターでの試作や工作機械関連にも注目したいです。日本精線<5659>の半導体製造用ガスフィルターが海外向けに需要拡大している事は好景気の予兆でしょうか…。

ただ、これまでの時代とは違いEVのような脱炭素の潮流は、最終製品の車だけでなく工場などの製造過程においても要求されるでしょう。製造からその製品を使い終えた後の処理まで、経済効率と環境配慮を両立される時代へあたくし達は進んでいくはずです。

作って売るだけでなく素材レベルまでどう処理をしていくのかを考えると、金属スクラップなど資源リサイクル大手であるエンビプロHD<5698>の活躍の素地はありそうです。欧州ではプラスチック製品の規制も厳しく、日本の法律もどこまで改正されるかわかりません。

CO2の排出削減の為にアンモニア使う新しい試みもあり、技術は日々進歩しています。フルヤ金属<7826>が研究している次世代エネルギー触媒向けの貴金属化合物も今後の進展を注視しておきたいです。

本格的な日本の景気回復は少し先になるかもしれませんが、中国の好景気はコロナ不況から脱却する潮目となり得るでしょう。EVをはじめ、EVを取り巻く製造業の動向には目を光らせていますよ。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《HH》

 提供:フィスコ

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