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【特集】3000万円の難病治療費も楽々カバー、「トレンド先読み×モメンタム」の勝ち技

すご腕投資家に聞く「銘柄選び」の技 順張りのリバモさん。の場合~第1回

登場する銘柄
恵和<4251>、Eストアー<4304>、日本マイクロニクス<6871>、ガーラ<4777>

文・イラスト/福島由恵(ライター)、編集・構成/真弓重孝(株探編集部)

順張りのリバモさん。(ハンドルネーム・50代・男性)のプロフィール:
リバモさん自身の持病の治療にかかる高額医療費の捻出と、共働きだった妻の退職による収入減に対応するため2013年より株式投資を開始する。
かつては音楽関係の仕事をしており、投資初心者&サラリーマン投資家でありながら、値動きのよい人気銘柄に順張り投資するモメンタム投資で資産を拡大させ、いきなり5年目にして億万投資家に。
SNS(交流サイト)などの書き込みを基に、トレンドの変化やブームの兆しを読み取ることが得意で、短期の大化け株を次々とゲットすることに成功。
これまでは主にチャートの動きを見て売買判断を下していたが、最近は相場環境の変化に対応しつつ、中長期のファンダメンタルズ投資のウエートも高め中。自身も変化させて進化を追求する姿勢が、勝利を呼び込んでいる。

500万円で株式投資を始めて、わずか5年でいきなり億万投資家の地位を得る――。今回登場の順張りのリバモさん。(ハンドルネーム、以下、リバモさん)は、2013年から本格スタートしたアベノミクス相場に上手く乗り、サクッと億トレの地位を掴んだすご腕さんだ。
 
そんなリバモさんの持ち味は、「世の中で流行るモノ」の発掘がうまいこと。決断と実行も素早く、「これは!」と思った銘柄があれば、その5秒後には発注ボタンを押すことも多い。

最近の成功例は、今年11月27日に東証1部への昇格を発表した化学品メーカーの恵和<4251>。12月初旬に購入後、1週間ほどで約30%の短期間の急騰をさらうことになった(下のチャート参照)。

また恵和より少し前の11月12日に好決算と好調な中期経営計画を発表したEストアー<4304>でも上昇の初動に飛び乗ることに成功。同社株については中長期の成長を視野に保有中で、現在50%の含み益が乗っている。

■恵和の日足チャート(2020年11月~)
【タイトル】
注:出来高・売買代金の棒グラフの色は当該株価が前期間の株価に比べプラスの時は「赤」、マイナスは「青」、同値は「グレー」。以下同

比較的短い期間で億単位のリターンを手にしていることから、取材班はリバモさんについて高度で複雑な分析を駆使した投資理論を築き、人を寄せ付けないような何かを持っている人物のようなイメージを持っていた。しかし、初対面でその先入観が一瞬で消されることに。

まず話し口がとっても穏やかで、他人への細やかな気遣いが感じられる。投資手法も多くの人を引きつけそうなやり方で、「これなら自分もできるかも」と思えるものだ。

投資のリターンで、高額な医療費の負担や住宅ローンを早期完済

話を聞くと、株式投資を始めた当初は、株式はおろか経済に関する知識はゼロと言っていい状態だったという。社会人として最初に携わっていたのは音楽関係。

その後、転職するも、金融や投資、企業財務などとは無縁の、全く畑違いの分野から飛び込んできた。言ってみれば、投資はズブの素人だった。

どんな人もうまく稼ぐことができれば、人生や生活の見通しに明るさが増すが、リバモさんの場合は特に大きかった。

というのも、幼いころから体が弱く、近年は難病指定の病を患っている。その治療では健康保険の利かない自由診療を利用していることもあり、総額約3000万円にものぼる医療費をかけている。

それができたのも、投資で稼ぐことができたから。また投資を始める前に購入したマイホームも、組んだ住宅ローンを、投資のリターンで繰り上げ返済し完済している。

これらの成功談は、ビギナーズラックだけで片付けられる話ではない。高度な理論は駆使していないが、自分の性格や得意分野をわきまえた投資手法を、努力を重ねながら築いた結果だ。

リバモさんのケースから学べることは、投資で成功を呼び込むには、
自分を客観視する目を持ち、自分が好きなこと・得意とすることを最大限に活用する
――ことが大きな鍵で、近道になり得ることだ。その詳細を4回にわたって紹介していく。

好きなやり方で投資していたら、それは著名投資家の手法だった

リバモさんのハンドルネームを見て、すでにピンときた人も多いかもしれない。この名の由来になっているのは、「伝説の相場師」と言われる米国の投機家、ジェシー・リバモアだ。トレンドに逆らわず、流れの勢いに乗るモメンタムを重視する投資手法を駆使した人

今回登場のリバモさんも、株価上昇の勢いに乗ってポジションを膨らませていく増し玉、別名ピラミッティング戦略をとりながら攻めるのが、特徴的なやり方だ。

尊敬する人などの名に関連したハンドルネームを付けるのは良くある話だが、「著名投資家の書籍の類はほとんど読んだことがない」というリバモさんは、投資家の間ではそれなりに名が知られているリバモアのことは、実は全く知らなかったという。

SNS(交流サイト)で情報発信を始める際に、ハンドルネームをどうしようかという段になって、「投資手法がリバモアのやり方に似ているから、それにちなんでリバモとつけたら?」と、投資仲間に勧められたことが名づけのきっかけだった。

リバモアに憧れて順張りモメンタム投資にトライしたのではなく、もともと自分が「こうしたい」と思ってやっていた投資法が、たまたま著名投資家と同じ手法だったということだ。

投資初年にいきなり掴んだ大化け株で拍車がかかる

株式投資を始めたのはアベノミクス相場で盛り上がり始めた2013年。当初から「これから株価上昇に弾みがつきそうだ」と思う銘柄をいち早く見極め、飛び乗る手法で利益をぐんぐん膨らませていく。

早い段階での資産拡大に大きく貢献したのは、投資初年に手掛けた日本マイクロニクス<6871>への投資だ。同社は半導体計測器具を製造する電気機器メーカーで、13年末から14年初めにかけて急騰し大相場を繰り広げたことで話題になった銘柄だ。

リバモさんは、13年の12月に株価が500円台(分割調整後)だったところで参戦。2カ月で株価10倍化という急上昇の波に乗り、短期間で一気に数千万円規模のリターンを得ることに成功した。

■日本マイクロニクスの月足チャート(2011年1月~)
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その翌年の15年には、欧米や韓国向けのオンラインゲームを手掛けるガーラ<4777>に目を向ける。

同銘柄は1月と5~6月に2度、急騰が起こり、この大波に乗ることにも成功。ここでもそれぞれ1000万円規模のリターンを稼ぎ出し、投資を始めてわずか5年程度で億トレの地位まで昇りつめた。

■ガーラ<4777>の月足チャート(2014年1月~)
【タイトル】

その後も16年のさくらインターネット<3778>などのブロックチェーン関連銘柄の大相場にも乗り、次々とモメンタム投資の成功体験を積み重ねていく。

毎年1000万円以上のリターンを得ながら現在に至っており、その勢いは今も継続中だ。その一部は、冒頭で紹介したように難病の治療にかかる高額な医療費に当てている。

※当該情報は、一般情報の提供を目的としたものであり、有価証券その他の金融商品に関する助言または推奨を行うものではありません。



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