古河電池が急騰、バイポーラ電池で再生可能エネルギー関連の有力株として頭角現す
古河電池<6937>が急騰、11%を超える上昇で一気に1400円台に歩を進めた。自動車用を主力とする2次電池メーカーだが、親会社の古河電気工業<5801>と共同開発した「バイポーラ蓄電池」に市場の関心が高まっている。同製品は表と裏にそれぞれ正極と負極がある電極基板を積層したもので、現行のリチウムイオン電池と比較して消費電力当たりの単価が半分以下に抑えられ、稼働時の温度管理コストも削減できることで、導入・運用のトータルコストも半分以下に低減することができる優れもの。来年度中にサンプル出荷を始める見通しにあり、再生可能エネルギー関連の有力株として頭角を現してきた。
出所:MINKABU PRESS
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