ケアネット---3Qは大幅な増収増益、業績予想の上方修正を発表
ケアネット<2150>は12日、2020年12月期第3四半期(2020年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比48.4%増の31.85億円、営業利益が同159.8%増の10.36億円、経常利益が同166.2%増の10.34億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同128.2%増の5.65億円となった。
医薬営業支援サービスの売上高は、前年同期比51.7%増の28.20億円、営業利益は同66.3%増の15.51億円となった。既存サービスの販売体制強化及び販売管理費のコスト削減や効率化等の諸施策などの取り組みを進め、増収増益となった。
医療コンテンツサービスにおいては、医師向け教育コンテンツ「ケアネットDVD」及び「その他」の売上高は1.51億円(前年同期比48.2%増)、医療教育動画サービス「CareneTV」の売上高は2.14億円(前年同期比15.4%増)となった。
また、医師・医療従事者向け医療専門サイト「ケアネット・ドットコム(CareNet.com)」においては、医師会員獲得及び維持を目的に、前期に引き続き積極的に投資を行っている。これにより、当第3四半期末の医師会員数は17万2千人(前年同期比13.7%増)となった。
2020年12月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比53.0%増(前回予想比42.9%増)の50.00億円、営業利益が同114.6%増(同108.1%増)の13.00億円、経常利益が同119.1%増(同112.4%増)の13.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同33.9%増(同46.3%増)の6.00億円としている。
《YM》
提供:フィスコ