ISIDがS安、第3四半期過去最高営業益も通期予想据え置きで失望感
ISID<4812>が急落しストップ安の5570円に売られている。10月30日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算は、売上高801億8200万円(前年同期比9.9%増)、営業利益93億500万円(同22.4%増)、純利益60億1800万円(同16.6%増)となり、営業利益は第3四半期として過去最高を更新し、通期予想に対する進捗率も89%と高進捗率となったが、通期予想を据え置いたことから失望売りが出ているようだ。
企業の働き方改革の実現や、既存システムの老朽化・サポート期間終了を契機とするシステム更改需要が底堅く推移したことによりビジネスソリューションが好調だったほか、電通グループとの協業による顧客のデジタルトランスフォーメーションを支援するビジネスが拡大したコミュニケーションITも伸長し業績を牽引した。
なお、20年12月期通期業績予想は、売上高1050億円(前期比4.3%増)、営業利益105億円(同4.2%増)、純利益69億1100万円(同11.0%増)を見込む。
同時に、12月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表した。投資単位あたりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めるとともに投資家層の拡大を図ることが目的という。
出所:MINKABU PRESS
企業の働き方改革の実現や、既存システムの老朽化・サポート期間終了を契機とするシステム更改需要が底堅く推移したことによりビジネスソリューションが好調だったほか、電通グループとの協業による顧客のデジタルトランスフォーメーションを支援するビジネスが拡大したコミュニケーションITも伸長し業績を牽引した。
なお、20年12月期通期業績予想は、売上高1050億円(前期比4.3%増)、営業利益105億円(同4.2%増)、純利益69億1100万円(同11.0%増)を見込む。
同時に、12月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表した。投資単位あたりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めるとともに投資家層の拡大を図ることが目的という。
出所:MINKABU PRESS